悶絶必至の絶品トマトソースに、自家農園の新鮮野菜をたっぷりと

ノウカノイタリアン サンテンイチヨン

農家のイタリアン 3.14

「自家農園野菜」に自信があります

店主曰く、目指すは「銀座通りのイタリアン」。
ここから、どこにもない絶品トマトソースが生まれた。
自家農園の無農薬野菜を筆頭に、徹底した素材へのこだわりは、
ひとえに、お客を思う店主の愛。
これぞ正真正銘、福生を代表するイタリアンの名店だ。

(店名)
  • 端正な檜のカウンター

    イタリアから取り寄せ、日本で組み立てた「石窯」でピザを焼く池和田さん。もちっとした生地は小麦の甘さを感じる

  • 端正な檜のカウンター

    これが自慢のトマトソース。毎朝、一番に仕込まれる

  • 端正な檜のカウンター

    お昼には銀座通りで「ランチボックス」を販売。数種の日替わり惣菜にパスタも!楽しみにしている年配者も多い

店長からの一言

店主 池和田正美さん

池和田正美さん

仕事や家事で疲れた時、一日の休憩場所として使っていただければと思っています。異空間と料理で癒されたなと思えるお店を目指しています。お店を移転したこともあり、もう一度、「福生に合ったイタリアン」という原点に戻って、新しくスタートを切りたいと考えています。メニューも切り替えていきますので、休める場所にいらしてください。

基本情報

店名 農家のイタリアン 3.14
住所 福生市本町105
電話 042-530-0815 食材がなくなり次第閉店となる場合もあります。平日もご予約ください。
営業時間

11:15~15:00

(火曜~土曜)

18:00~22:30

(火曜~土曜)

11:15~14:30

(日曜)

18:00~22:00

(日曜、L.O.いずれも閉店30分前)
定休日 月曜
駐車場 市営駐車場、割引あり
カード使用
URL

ストーリー

新鮮野菜がてんこ盛り、感動モノの野菜たち

フレッシュ野菜とモッツアレラのピザ。自家農園でその日に採れた、フレッシュな野菜がたっぷり。野菜を食べるピザだ

フレッシュ野菜とモッツアレラのピザ。自家農園でその日に採れた、フレッシュな野菜がたっぷり。野菜を食べるピザだ

店名に「農家のイタリアン」を掲げるのは、2013年で10年を迎えたという自家農園の自信に裏打ちされているからこそ。20坪で始まった畑は、今や何と300坪にまで拡大。無農薬で土作りにこだわった畑から日々届く新鮮野菜は、かなりの種類に及ぶ。

オーナーシェフの池和田さんは自ら、スタッフと共に毎日、畑作業を行う。

「野菜作りをイチからやろうと思ったのは、お客さまの口に出すものに無責任でいいのかと気づいたからです。店で使う全種類はカバーできませんが、でもかなりの割合ですね。輸入野菜も入れていますが、確かなものしか使いません。それも種を取って、できるものはウチの農園に移行するようにしています」

目に見える確かな野菜だからこそ、たっぷり食べてほしいと池和田さんは願う。

そんな池和田さんイチオシが、「フレッシュ野菜とモッツァレラのピザ」。石窯で焼かれ、チーズをのせたピザの上に野菜がこれでもか、とてんこ盛り。それえはもう、目をみはるほど。ピザ生地でたっぷりの野菜を包んで頬張る。感動的なまでに、野菜がとても瑞々しい。バルサミコ酢のドレッシングがとてもいいアクセント、チーズのコクとピザ生地の小麦の甘さと混然一体。ワシワシと野菜を食べていると、身体がキレイに蘇るような思いだ。

フォークが止まらなくなるのが、「おまかせサラダ」(1350円)。野菜はもちろん、とにかく絶品なのがドレッシング。これはもう、感動が止まらない。

「ドレッシングは、ニンジンやタマネギなどで作るオリジナルです。へんなものは一切、入ってないですよ」

お客を気づかい、きちんとした食材を吟味し提供してもらえる店があることは、今、どれだけ貴重なことだろう。

目指すは、銀座通りのイタリアン

この豪快なワタリガニを見よ! ワタリガニは焼いてあるのでとても香ばしい。濃厚かつ深みのあるトマトソースに「美味しい」が止まらない

この豪快なワタリガニを見よ! ワタリガニは焼いてあるのでとても香ばしい。濃厚かつ深みのあるトマトソースに「美味しい」が止まらない

創業は1991年、今や名実ともに福生を代表するイタリアンレストランだ。

なのに、オープン当初はほとんど客が入らない。なぜか。池和田さんはあることに気づく。

「福生という、この地に合った味を出して行かないといけない」

銀座通りのイタリアンを目指そうと心に決め、辿りついたのが、3.14オリジナルのトマトソースだ。一口で、おそらく誰もが「このトマトソース、他には絶対ない」と感動に震える逸品だ。これぞまさに、奇跡のトマトソース。奥深くて酸味も甘みのちょうどよくて、都内の有名イタリアンでも出会えない、美味なるソース。

「小さい子からお年寄りまで食べていただけるよう、オイルの量と味のバランス、ちょっと和食のエッセンスも入れて試行錯誤してたどりつたものです」

「ワタリガニのリングイネのトマトソース」(1480円)は、ほどよい酸味と深みのあるトマトソースに濃厚な甲殻類のコクが交じり合い、焼いたカニの香ばしさも相まって瞬時にとりこに。もはや一気に最後まで突き進む。この衝動を抑えるなんて不可能だ。口中に強烈な旨みがふわっと広がる何とも不思議なソースに、「こんなトマトソース、どこにもない!」と、何度も何度も頭を振る。

「アスパラのパルミジャーノチーズ焼き 温玉のせ」(950円)はアスパラのシャキシャキとチーズのコク、温玉のトロリのハーモニーが最大の魅力。「カキと産直キノコのガーリック」(1380円)は、カキ独特の濃厚な旨みとキノコのシャキシャキを、和を感じるまろやかなソースが見事に包み込む一品。ワインのお供にどれもこれも最高だ。

感激の嵐が過ぎ去った後、「ああ、これが福生の、銀座通りのイタリアンなんだ」と胸にストン落ちてきた。あたたかな郷愁の味が、深く身体に満ちていたから。

今こそ、原点に! 福生に合った、イタリアンを

瓢箪から駒? 料理人人生の驚くべき一歩

落ち着いた雰囲気の店内。黒板には、イタリア語でメッセージが。厨房と距離が近いのもあたたかくてうれしい

落ち着いた雰囲気の店内。黒板には、イタリア語でメッセージが。厨房と距離が近いのもあたたかくてうれしい

その「はじまり」を、池和田さんは「相当、やんちゃだったんです」と一言。17歳で高校中退、無軌道ぶりをみかねた周囲から無理矢理連れて行かれたのが、横浜の割烹料理店。ここで1年半、住み込みで働いたことが、池和田さんの「起点」だった。

毎朝3時に起きて築地へ、店の掃除をした後の仕込みはひたすら「貝」の掃除。部屋に戻るのは深夜という日々。ただ義務的に仕事をこなしていたのが、熱を出して倒れた時、おかみさんがおかゆとみそ汁を持ってきてくれたことが転機となった。

「こんな自分に、ここまでしてくれる。お店の力になんなきゃ」

兄弟子の仕事をカウンターの端で見ながら、「早く、あれを作りたい」と初めて、楽しいと思ったという。

親元へ戻り、国立のフランス卓袱(しっぽく)料理店でイタリアン、フレンチに関わるようになり、ある店を手伝っていた時にイタリア全土を回っていた人と出会い、毎日のようにイタリアの話を聞かされた。その思いに突き動かされるように、イタリアへ飛んだ。

シチリア島の市場で、電流が走った。おじいさんとおばあさんが営むひっそりとした路地の店で、茹でたタコをビネガー、オイル、塩、胡椒だけで食べた瞬間、「これだ!」と確信した。イタリアンで行こう――池和田さんのイタリアンはここに生まれた。

常に現場にいたい、畑は癒しの場所

これが池和田さん自慢の、畑の野菜たち。すべて無農薬、夏場の草取りが大変だという。池和田さんは10人のスタッフと一緒に毎日、畑に立つ

これが池和田さん自慢の、畑の野菜たち。すべて無農薬、夏場の草取りが大変だという。池和田さんは10人のスタッフと一緒に毎日、畑に立つ

最初に構えたのは、銀座通りにある15坪の小さな店。テーブルが3つとカウンター、20人で一杯になるような、「お客の顔が見える」店だった。

「店を出して10年間は、親や友人は出入り禁止としました。身内だけの店にしたくなかった。お客さまとの関係を長く作って行かないと思ったからです」

ほどなく、なかなか客が定着しないのは、「ガチガチのイタリアンを出していたから」と気づく。銀座通りのイタリアンを目指そうと決めた時、3年間、一度も休まずやり続けることにした。

「イタリアンに特化しなくてもいいんだと思った時、最初に修行した和食が生きたんです。昆布やカツオのダシを入れたり、バジルの代わりに大葉を多めに使ったり……。年配の方が来られたら、その人が頷くか首を傾げるか、そっと見てました」

お客の顔を見て、「次は、こうしよう」と一人一人に味を変えて行き、池和田さんが目指す「銀座通りのイタリアン」に到達。地元住民に受け入れられ、今や子どもからお年寄りまで集う繁盛店だ。

毎朝、トマトソースとピザソースの仕込みから仕事は始まる。

「同じメーカーのホールトマト缶でも、毎回、味が違うんです。トマトの味が濃かったり酸味が強かったり。なので、常に均一になるように調整をかけるんです。匂いでわかりますよ、いいのができたって」

朝とランチの後、池和田さんは必ず、畑に行く。畑仕事は面白い。

「蒔いた種から芽が出てくれば、それだけで単純にうれしい。まるで、子どものようですね。悩んだときは、畑に行くんです。癒しの場所ですね」

夢は、畑の中で料理をしたい。畑で採ったものをその場で料理して、癒しの場である畑で食べてもらう。作物が育つ空気や匂い、風を感じてもらいながら。それは、どんなにステキなことだろうと思う。

誰もが認める実力から、支店を出さないかと声もかかる。でも、池和田さんはサラリと笑う。

「僕は絶対に、現場にいなきゃいけない。そうじゃないと、いつもの味が出せない。僕は現場が好きなんです。それに3つも4つもお店を持ったら、畑ができないじゃないですか」

愚直なまでに誠実な職人が日々、心を込めて提供してくれるイタリアンを私たちは食せるのだ。それは、どれほど幸せなことかと思う。

クーポン・地図

クーポン情報

ランチタイム限定、お1人様1,500円以上のお食事で季節のジェラート1ディッシャーサービス(火~土曜のみ)

※有効期限2019年3月31日
※クーポンは必ず紙に印刷してお持ちください。
※他のサービスとの併用は出来ません。

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